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Setouchi Satoumi Project

ウミホタル観察講座(高松市市会場)を開催しました!

・日時 令和6年9月14日(土)19:00~21:00
・会場 せとうちサスティナブルヨットハーバー、大的場海岸(高松寺市浜ノ町)
・講師 安井里香氏(かがわ里海ガイド)
・講師アシスタント 岡加依子氏(かがわ里海ガイド)、井下由美氏(かがわ里海ガイド) 

9月14日(土)、高松市浜ノ町のせとうちサスティナブルヨットハーバー及び大的場海岸にて、「ウミホタル観察講座」を開催し27名が受講しました。

〈座学〉ウミホタルの生態について学ぼう 

はじめに、名前にホタルが付く生き物に関するクイズを行い、ヤマボタル、ヒメボタル、ツチボタルなどの紹介がありました。次に、講師よりウミホタルを見たことがあるかという質問に対し、参加者の約半数の方が見たことがないと答え、受講者の皆さんはウミホタルを見るのを楽しみにしてこられたそうです。ウミホタルの観察の前に、ウミホタルの大きさや形、光り方、なぜ光るのかなどイラストや写真を用いて分かりやすく解説していただきました。その後、子どもたちはライフジャケットを着用し、みんなで大的場海岸へ移動しました。

ウミホタルの採集に挑戦しました

 受講者たちは空のペットボトルとヒモで作った採集装置を持参し、海岸で重りとなる砂利とエサ(ちくわ)と海水を入れ、採集装置の仕上げを行いました。そして岸壁へ移動し、講師から採集装置の持ち方、海への投げ入れ方、引き上げ方を聞き、岸壁から採集装置をゆっくりと海に沈めました。講座当日は満潮のため潮位が高く、辺りも暗いため細心の注意をはらって作業を行いました。

ウミホタルを観察しました

 採集装置を引き上げるまでライトの明かりを消して星空を見たり、風の音を聞きながら静かに待ちました。投げ入れてから15分ほど経った後、採集装置を引き上げるとすでに青白い光がぼんやりと光っており、受講者から大きな歓声が上がりました。そして、採集装置の中の海水をトレーに移し替え、氷を加えたり、かきまぜるなど、ウミホタルに刺激を与え、発光現象を楽しみました。その後、講師によるデモンストレーションでは、ウミホタルのカクテルやウミホタルのじゅうたんを披露していただきました。観察後、ウミホタルをみんなで海に戻しました。

 せとうちサスティナブルヨットハーバーへ戻り、まとめと振り返りを行いました。今回の調査では多くのウミホタルが観察できました。受講者からは「初めてウミホタルを見れて感動した」「実際に採取できて楽しかった」などの感想が寄せられ、豊かな海について考えるきっかけになる有意義な講座となりました。

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